豊栄物産株式会社
弊社は、1979年の創業から廃棄物処理の中でも主に家畜のふん尿と食品残渣のコンポスト(堆肥化)技術の向上に取り組んできました。
コロナウイルスの影響により、世の中の動きが大きく変わりつつあると感じています。
また、経済活動においては、今までの消費社会から脱炭素社会への転換が進みつつあります。その中で廃棄物処理は、これからも常に動き続ける社会インフラ、経済活動であり、特にコンポストの世界においては、有価物の価値を高めることとコンポスト期間を短縮するという2点が改善目標であると感じています。
弊社としては、これからもコンポスト技術の改善を重ねていくことで社会に貢献していきたいと考えています。

コンポストシステム6つの特徴

導入事例

導入事例

鶏舎
豚舎
生育出荷
作物栽培

鶏舎

鶏舎敷き料リサイクル

※高床開放鶏舎における臭気対策
『三種の神器(オガクズ、トラクタ(深耕式)、救急舎)』
鶏舎の床面にオガクズを敷き込み攪拌することで、良好な好気性発酵が行われます。
最終的には、飼養期間が終了して、窒素分が低く、リン酸、カリ等が濃縮された良質な堆肥が出来上がります。
また、鶏舎のアンモニア濃度の大幅な低下、害虫発生の抑制などの環境改善により、鶏の健康状態が改善され、産卵状態や卵の質の向上、ならびに地域環境の改善にも大きく貢献できます。

豚舎

豚舎敷き料リサイクル

豚舎の敷き料に好気性菌を散布することで、肥育段階から糞尿の分解を行います。
好気性菌が糞の分解と同時にアンモニアも分解するので、豚舎内の悪臭は少なく、飼料効率のアップが期待できます。

生育出荷

ブロイラーの生育出荷まで

オガクズ表面に発酵菌を散布することで、発酵菌が糞の油分を分解します。
オガクズの持ちを良くする効果があります。

作物栽培

鶏糞リサイクル堆肥 作物栽培テスト

当社は平成20年、採卵鶏舎内において採卵期間中の堆肥作りに取り組んでまいりました。
堆肥の特長としては、鶏舎の中で約20ヶ月にわたり、鶏糞を分解し、窒素分が低く、かつリン酸・カリなどを蓄積させた使い勝手のよい将来が有望な堆肥です。
鹿児島県南大隅町にある南大隅洋菜研究会代表の田渕悦二さんのご協力のもと、平成22年6月から『ひのひかり』の栽培に使用していただき、収量、食味ともに好結果でした。

イモ草対策で農薬を1度だけ使用(通常は数回)した大幅な減農薬のお米です。また、下表の通り食味テストも87点という全国の有名ブランド米(平均70点前後、有名ブランド米85~90点)に匹敵する高い点数でした。

NEWSお知らせ

地球環境・自然科学とテクノロジー

MISSION
PHILOSOPHY
STRENGTHS

MISSION

地球環境を自然科学とテクノロジーの融合で解決する

PHILOSOPHY

「自然とともに生きていく」をコンセプトに自然が持つ本来の力を最大限に引き出し、地球環境をより良い方向へ導きます。

STRENGTHS

・コンポストの主要4条件に沿った現場の改善(期間の短縮、苦情対策など)
・現場、畜種などに合わせたオーダーメイド種菌の製造
・コンポスト施設の設計施工は、北海道など厳しい寒さの地域でも多くの実績
・柑橘類など酸性原料(ph4くらいまで)もコンポストが可能

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